解説
AIへの依頼がぼんやりするときに:目的・素材・条件を分けるテンプレート
「いい感じにして」を具体化する依頼例。制作タスクを渡すときの条件と、出力後の確認項目を用意したよ。

AIにお願いしたら、文章はきれいだけど使いたいものと違った。あるよねー。そんなときは、役割を長く説明する前に、完成形の条件を分けてみよう。

図:編集部の作業整理例。特定AIモデルの性能評価結果ではない。
依頼は5つに分けてみる
- 目的:誰が何をするためのものか。
- 素材:使ってよい情報や原稿。
- 条件:必ず守ることと、避けたいこと。
- 出力:文章、表、コードなどの形式。
- 確認:事実確認や、未確認点の扱い。
これは編集部で用意した依頼整理の型だよ。どのモデルでも必ず同じ結果になる、という検証はしていないよ。
記事の構成を依頼する例
目的:初めて印刷データを作る人の確認漏れを減らしたい。
素材:下に貼る印刷会社の入稿案内だけを事実の根拠にする。
条件:案内にない数値は推測しない。会社ごとの指定を一般化しない。
出力:見出し案、確認項目、追加で調べることの3つ。
確認:根拠を示せない点には「未確認」と書く。
特定の会社の案内を使うときは、その資料を処理してよいかも確認してね。秘密情報を含む素材は、サービスの契約や取り扱い条件に合わせて判断しよう。
例を1つ添えると比較しやすい
「やわらかい文章」だけでは、どの程度くだけるかが伝わりにくいよね。短い見本を添えて、同じくらいの語尾や長さを指定してみよう。ただし見本に含まれる古い数字や人名まで使わないよう、文体の参考だと明記するのがおすすめ。
一度に全部仕上げなくてもいい
まず見出しだけ確認して、その後に本文、最後に根拠を点検する。こうすると、方向が違うまま長文を作る手戻りを減らしやすいよ。これは作業上の提案で、効果の定量評価ではないよ。
出てきたら最後に見ること
依頼した形式か、数字に根拠があるか、素材にない事実を増やしていないかを確認しよう。「未確認と書いて」と頼んでも誤りを完全に防げるわけではないので、公開前の照合は残しておこうね。

みんなのコメント 0
感想や、試してみたことを聞かせてね。コメント・返信は承認後に公開されます。
最初のコメントをどうぞ。