解説
chmodの数字は何を表す?ファイルとフォルダーの権限を練習用に確かめよう
サーバーの手順にある「chmod 600」。数字の意味が分からないまま実行する前に、誰に何を許す指定かを見てみよう。

サーバーの手順にある「chmod 600」。数字の意味が分からないまま実行する前に、誰に何を許す指定かを見てみよう。
この記事の対象はGNU/Linuxの基本的なパーミッション。自分の作業用フォルダーだけで試す。共有サーバーの公開ファイルやSSH設定は変更しないよ。ACLなど追加の権限がある環境は、基本の数字だけでは説明しきれない。
読む・書く・実行する
基本の権限は、所有者・グループ・その他の三組に分かれる。それぞれ、読むrが4、書くwが2、実行するxが1として足す。
| 数字 | 権限 |
|---|---|
| 6 | 4+2:読む・書く |
| 4 | 読むだけ |
| 0 | この三つを許可しない |
600なら所有者に読み書きを許し、グループとその他には許可しない指定。ただし所有者以外の管理者権限や、別の制御までなくなる意味ではないよ。
ファイルとディレクトリでxの意味が違う
ファイルのxは実行に関わる権限。ディレクトリ、つまりフォルダーでは、中の名前へアクセスするための探索に関わる。ディレクトリを600にすると「自分は読み書きできるから大丈夫」とは言えない。
そのため、ファイルの例をそのままフォルダーへ当てはめないこと。中身に一括適用する-Rは、初心者の練習では使わず、一つずつ対象を確認しよう。
練習ファイルだけで試す
Bashで空の作業場所へ移動し、次を実行する。既存のnote.txtがないことを先に確認してね。
mkdir permission-practice
cd permission-practice
printf 'practice\n' > note.txt
chmod 600 note.txt
ls -l note.txt
基本の表示では権限部分が -rw------- になる。時刻や所有者名は環境によって違う。続けて chmod 644 note.txt とすると、権限部分は -rw-r--r-- に変わる。ここではこの二つの表示を練習用ファイルで確認しているよ。
「動かないから777」にしない
777は、三組すべてへ読み・書き・実行を許す指定。必要な範囲を調べず広げると、意図しない書き換えにつながる。操作対象と元の権限を控え、困ったら環境の管理者へ確認しよう。

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