DESIGN / CODE / INFRA / AI

解説

容量が足りないとき、dfとduはどこを見る?空き容量とフォルダーの使用量を分けよう

サーバーの容量が足りないとき、「どこがいっぱいか」と「何が大きいか」は別の問いだよ。GNU/Linuxのdfとduを使って、削除前の確認を整理しよう。

容量が足りないとき、dfとduはどこを見る?空き容量とフォルダーの使用量を分けよう
保存リストを見る →
この記事の道しるべ 5項目

サーバーの容量が足りないとき、「どこがいっぱいか」と「何が大きいか」は別の問いだよ。GNU/Linuxのdfとduを使って、削除前の確認を整理しよう。

この記事では読み取りのコマンドだけを扱う。共有サーバーでは利用できるコマンドや契約の容量表示が異なる場合があり、管理画面の使用量とも単純に一致しないことがあるよ。

ファイルシステムとフォルダーを分ける

dfは、指定した場所が属するファイルシステムの容量や空きを調べる。duは、指定したファイルやディレクトリのディスク使用量を集計する。

df -h .
du -sh ./practice-data

最初の「.」は現在の場所。二つ目のpractice-dataは調べたい練習フォルダーへ置き換える。-hは読みやすい単位、duの-sは合計だけを表示する指定だよ。存在しないフォルダーへ実行してエラーになったら、名前を確認しよう。

小さな練習用データで試そう

空の作業場所で mkdir practice-data、続けて printf 'hello\n' > practice-data/note.txt を実行する。その後 du -sh practice-data を見る。

6バイトの本文でも、表示が6バイトと一致するとは限らない。duが見るのは、通常は保存に使われた領域であり、ファイルシステムの単位なども関係する。正確な表示値は環境依存なので、「この数字でなければ失敗」と考えないようにしよう。

数字が合わないときの理由

dfは同じファイルシステム上の別の利用分も含む。duは、指定した範囲と読み取り権限の範囲に依存する。削除済みでもプロセスが開いたままのファイルや、予約領域、マウント先なども、見え方の差に関係することがある。

エラーを隠して集計すると、読めなかったフォルダーを見落とす。権限エラーが出たら、集計の範囲が完全ではないと分けて記録しよう。

削除を決める前の確認

  1. dfで、問題がある場所のファイルシステムを確認する。
  2. duで、自分が管理する範囲の大きさを見る。
  3. ログ・アップロード・バックアップなど、用途を確認する。
  4. 保持期間と復元方法を決めてから整理する。

永続化とバックアップの違いはDockerボリュームの記事も参考になるよ。

参照した公式資料

確認日:2026年10月23日。練習例は架空のデータを使っています。

参考・出典

公開と変更の記録
  • :初回公開

日時は日本時間です。記載のある変更は、確認できた編集記録に基づきます。更新日の違いだけから変更内容を推測して載せることはありません。

更新・訂正の方針 →

みんなのコメント 0

感想や、試してみたことを聞かせてね。コメント・返信は承認後に公開されます。

最初のコメントをどうぞ。