解説
容量が足りないとき、dfとduはどこを見る?空き容量とフォルダーの使用量を分けよう
サーバーの容量が足りないとき、「どこがいっぱいか」と「何が大きいか」は別の問いだよ。GNU/Linuxのdfとduを使って、削除前の確認を整理しよう。

サーバーの容量が足りないとき、「どこがいっぱいか」と「何が大きいか」は別の問いだよ。GNU/Linuxのdfとduを使って、削除前の確認を整理しよう。
この記事では読み取りのコマンドだけを扱う。共有サーバーでは利用できるコマンドや契約の容量表示が異なる場合があり、管理画面の使用量とも単純に一致しないことがあるよ。
ファイルシステムとフォルダーを分ける
dfは、指定した場所が属するファイルシステムの容量や空きを調べる。duは、指定したファイルやディレクトリのディスク使用量を集計する。
df -h .
du -sh ./practice-data
最初の「.」は現在の場所。二つ目のpractice-dataは調べたい練習フォルダーへ置き換える。-hは読みやすい単位、duの-sは合計だけを表示する指定だよ。存在しないフォルダーへ実行してエラーになったら、名前を確認しよう。
小さな練習用データで試そう
空の作業場所で mkdir practice-data、続けて printf 'hello\n' > practice-data/note.txt を実行する。その後 du -sh practice-data を見る。
6バイトの本文でも、表示が6バイトと一致するとは限らない。duが見るのは、通常は保存に使われた領域であり、ファイルシステムの単位なども関係する。正確な表示値は環境依存なので、「この数字でなければ失敗」と考えないようにしよう。
数字が合わないときの理由
dfは同じファイルシステム上の別の利用分も含む。duは、指定した範囲と読み取り権限の範囲に依存する。削除済みでもプロセスが開いたままのファイルや、予約領域、マウント先なども、見え方の差に関係することがある。
エラーを隠して集計すると、読めなかったフォルダーを見落とす。権限エラーが出たら、集計の範囲が完全ではないと分けて記録しよう。
削除を決める前の確認
- dfで、問題がある場所のファイルシステムを確認する。
- duで、自分が管理する範囲の大きさを見る。
- ログ・アップロード・バックアップなど、用途を確認する。
- 保持期間と復元方法を決めてから整理する。

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