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解説

AIにすぐ書かせる前に、足りない情報を質問してもらおう

日時や対象者を推測で埋めた案内文を防ぐために。未確定欄を示し、確認質問から下書きへ進めるプロンプトと検査の手順を紹介するよ。

AIにすぐ書かせる前に、足りない情報を質問してもらおう

「勉強会の案内文を書いて」と頼んだら、まだ決まっていない開催日や料金まで入っていた。文章が自然でも、その情報を使えるとは限らないよ。下書きを依頼する前に、分かっている情報・未確定の情報・質問してほしいことを分けて渡してみよう。

ここでは架空の勉強会を題材にする。目的は、AIの回答を正解扱いすることではなく、足りない情報を勝手に埋めにくい依頼を作り、回答を検査できるようにすること。利用するサービスへ入力してよい内容だけを使い、個人情報は含めない。

先に、決まったことと未確定を分ける

今回分かっているのは「HTML入門の勉強会」「対面開催」「初心者向け」の三つ。開催日、会場、参加費、申込方法は未確定とする。

未確定の項目を空欄のまま放っておくと、見落としなのか、質問してよいのかが伝わりにくい。未確定と明記し、推測や一般例を実際の条件へ混ぜないように依頼しよう。

目的:HTML入門の勉強会の案内文を、後で作りたい。
確定:対面開催。対象は初心者。
未確定:開催日、会場、参加費、申込方法。

まだ案内文は書かないでください。
確定事項だけを短く整理し、作成に必要な確認質問を最大4つ出してください。
未確定の日時・場所・金額・URLを、推測で作らないでください。
質問に答えられない場合は、未確定と分かる表記で残す方針を提案してください。

「質問して」だけでなく、今は本文を書かないこと、質問の上限、推測してほしくない項目を指定している。質問が増え続けて進まない場合も、優先する四つから答えやすくなるよ。

回答を受け取ったら、質問の質も見る

期待するのは、開催日・会場・費用・申込先を確認する質問。まだ伝えていない人物名や住所を、確定事項として出していたら修正を依頼する。

これは期待する出力の例で、特定モデルを実行した結果ではない。モデルや同じモデルの別の実行で、質問の表現や数は変わることがある。指示を入れたから推測がゼロになる、と保証するものでもないよ。

次に進む前に、次の三点を自分で照合しよう。

  • 確定事項が、最初に渡した内容と一致しているか。
  • 未確定の値を勝手に補っていないか。
  • 質問に答えると、案内に必要な情報がそろうか。

分からない項目は、分からないまま下書きへ進める

たとえば、参加費だけが決まり、ほかは未確定なら、次のように条件を追加できる。

追加の確定事項:参加費は無料。
開催日・会場・申込方法は未確定のままです。

120〜180字を目安に案内文の下書きを作ってください。
未確定の項目は「開催日:調整中」のように、未確定と分かる表記にしてください。
申込リンクを作らないでください。公開前に確認する項目も別に列挙してください。

文字数の目安が守られているかは、必要なら別に数える。AIに渡していない「毎週開催」「定員20人」などが足されていたら、読みやすさとは別に内容を直そう。

公開前は、元の条件へ戻って確認する

下書きに追記した内容も含めて、日時、会場、金額、対象者、申込先を一覧にして照合する。未確定のまま公開してよい項目かは、主催者が判断する。申込受付に必要な情報が不足しているなら、文章だけ整えて受付を始めないでね。

AIに自分の回答を再確認させるだけでは、同じ誤りを繰り返すことがある。決定済みのメモや正式な案内先と人が照合するところまでを作業に含めよう。事実と推測を分ける記事では、回答を受け取った後の確認を扱っている。依頼全体を組み立てるなら、依頼テンプレートも参考になるよ。

参考・出典

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