解説
1,234は何の数?AIへ表を渡す前に小数点と桁区切りを決めよう
資料にある1,234。千二百三十四なのか、1.234という小数なのか、表記の規則が分からないと決められないことがあるよ。

資料にある1,234。千二百三十四なのか、1.234という小数なのか、表記の規則が分からないと決められないことがあるよ。
このページでは、AIへ数の表を整理してもらう前の確認を知る。架空の文字列だけで試し、実際の金額や元の列を直接書き換えないようにしよう。
点とカンマの役割は固定ではない
ロケールは、言語や地域などに合わせた表記の設定。小数点や桁区切りの扱いにも関係する。文書の作成者や出力したソフトの設定を確認することが大切だよ。
| 文字列 | 規則が分かっている場合の読み方の例 |
|---|---|
| 1,234.50 | 桁区切りがカンマ、小数点が点なら1234.50 |
| 1.234,50 | 桁区切りが点、小数点がカンマなら1234.50 |
| 1,234 | 規則が不明なら、値を確定しない |
見た目だけで国や設定を決めつけないようにしよう。同じ資料の中で表記が混在している場合もある。
規則が確定した練習値だけを変換
PythonのDecimalへ、次のように整えた文字列を渡して比べられる。コードを実行する場合はPython 3の実行環境を用意しよう。これは上の二つの形式と分かっている値だけの例だよ。
from decimal import Decimal
a = Decimal('1,234.50'.replace(',', ''))
b = Decimal('1.234,50'.replace('.', '').replace(',', '.'))
print(a == b)
結果はTrueで、どちらも1234.50になる。すべての点やカンマを無条件に取り除く万能な方法ではない。不正な桁の区切りや単位などがあれば、別の検証が必要だよ。
AIへの依頼文へ条件を足す
「元の文字列、確認できた表記規則、数値、保留理由を別の列にしてください。曖昧な値は推測で変換せず、元の値を残してください」と頼める。
数値のように見えるIDも、計算する量とは限らない。先頭の0を含む識別子や口座などを、数値化してよいかは別に確認しよう。
変換後の確認
- 代表的な値と、曖昧な値を数件選ぶ。
- 規則の出所を確認する。
- 合計や範囲が想定と一致するか検算する。
- 保留の行を別に残す。
- 確認が終わるまで元の列を消さない。

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