解説
末尾の「…」で大切な情報を隠していない?省略と全文表示を使い分けよう
カードの見出しが長いから、一行で「…」にする。見た目はそろうけれど、違いを表す言葉が末尾にあると、読者が項目を見分けられなくなることがあるよ。

カードの見出しが長いから、一行で「…」にする。見た目はそろうけれど、違いを表す言葉が末尾にあると、読者が項目を見分けられなくなることがあるよ。
この記事ではCSSのtext-overflowを使い、省略と折り返し、全文を読む手段を比べる。準備はブラウザだけ。ページ内の作例は架空の見出しを使い、入力や操作を保存・送信しない。
省略は内容を短く書き直す機能ではない
text-overflow: ellipsisは、表示領域からあふれた文字の端を、省略記号で示すための指定。元の文字列を要約したり、意味を保って短縮したりする機能ではない。
一般的な一行の例では、次の指定を合わせ、幅の制約も用意する。
.title {
max-width: 260px;
white-space: nowrap;
overflow: hidden;
text-overflow: ellipsis;
}
text-overflowだけで、どんな長文も自動で一行になるわけではないよ。横幅や改行、はみ出しの設定を一緒に見る必要がある。
動かしてみよう
記事下の作例は、最初に一行で見出しを省略する。「折り返して全文」を選ぶと、同じ文章が複数行になる。「全文を別に表示」では、省略の設定を保ったまま、下に元の文章を表示できる。
- 初期状態で、末尾の条件が読めるか見る。
- 折り返しへ切り替え、読める範囲と箱の高さを比べる。
- 一行の状態へ戻し、全文表示のボタンを押す。
- リセットで、省略・全文非表示の状態へ戻す。
期待するのは、元の文章は同じでも、表示方法で読める情報が変わること。タイトルが違う短い例だけでなく、長い日本語の文章で確かめよう。
どこまで隠してよいかを決める
価格の条件、製品の型番、日付など、選択に必要な部分が隠れるなら、一行の整列より内容を見分けられることを優先したい。重要な情報を分けて表示する方法もあるよ。
マウスを載せたときだけ出る説明に、全文を任せきらない。タッチやキーボードで使う人も、必要な情報へ到達できるか確認しよう。
動かしてみよう:省略と折り返し
設定を変えて表示と結果を比べ、リセットで初期状態へ戻そう。

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