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Googleスプレッドシートに箱ひげ図:平均だけで見えない分布を比べよう

Google Sheetsが箱ひげ図を標準搭載。四分位数・外れ値の表示、Excelとの受け渡し、10月と11月に分かれる提供日程を整理。

Googleスプレッドシートに箱ひげ図:平均だけで見えない分布を比べよう
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この記事の道しるべ 5項目

Googleは2026年10月22日、スプレッドシートで箱ひげ図を標準のグラフとして扱えるようにすると発表した。数値の集まりを選ぶと、中央値や四分位数、平均、外れ値などを計算し、分布を見比べられる。

ただし、公開日から全員に一斉提供される更新ではない。組織のリリース方式によって、11月に提供開始となる場合もあるよ。

平均が同じでも、ばらつきは違う

箱ひげ図は、データがどのあたりへ集まり、どの程度散らばっているかを見るための統計グラフ。例えば、次の二組は架空の待ち時間で、単位は分だよ。

練習データ 値 平均 中央値
A 9, 10, 10, 10, 11 10 10
B 0, 0, 10, 20, 20 10 10

平均も中央値も同じだけれど、Aは10分の近くへ集まり、Bは幅が広い。平均だけの比較では見落とす違いを、分布から確かめる場面に使えるね。表の平均・中央値は独立した計算で確認している。

四分位数と、表示する点を選べる

Googleの発表によると、生の数値を基に最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値、平均、外れ値を計算する。補助の数式を別に用意する必要はない。

四分位数は、並べた値を四つの部分へ分ける境目の値。今回の機能ではinclusiveとexclusiveの計算方式を選べるほか、内側の点、外れ値、平均の印や線の表示も調整できる。

ここで大事なのは、図だけを渡さないこと。同じデータでも計算方式や表示設定によって見え方が変わるため、比較するグラフは条件を揃え、単位・件数・対象期間と一緒に読もう。

Excelの箱ひげ図も受け渡しを改善

従来は、箱ひげ図を含むExcelファイルをSheetsへ取り込むと、そのグラフが失われていた。今回の発表では、参照データ、計算、書式を保持して取り込めると説明されている。

また、Sheetsで作った箱ひげ図をExcelへ書き出すと、編集可能な箱ひげ図として受け渡せるという。実際の業務ファイルでは、使っているExcelの版や書式も含め、複製したファイルで往復後の表示と値を確認したいね。

いつから使える?

リリース方式 公式に案内された提供開始
Rapid Release 10月22日から、最大15日間かけて段階的に展開
Scheduled Release 11月6日から、最大15日間かけて段階的に展開

対象はすべてのGoogle Workspace利用者と個人のGoogleアカウント。管理者がこの機能だけを制御する設定はないと案内されている。10月28日時点でメニューにないことだけを、不具合の証拠にしないようにしよう。

練習するときの確認順序

まず新しい練習シートへ上のA・Bのような小さい数値を入れ、利用可能になったら箱ひげ図を選ぶ。データ範囲、四分位数の方式、点や平均の表示を一つずつ確認し、図が何を表すかを説明できるか見てみよう。

編集部では公式の機能・提供条件と例の計算を確認した。実際のGoogleアカウントでグラフの作成やExcelとの往復を検証した記録ではないよ。考え方は平均と中央値、共同編集時の絞り込みはフィルタ表示も参考になるね。

参考・出典

公開と変更の記録
  • :初回公開

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