解説
削除ボタンの確認は何を伝える?対象・影響・取り消し方法を整理しよう
「本当によろしいですか?」と聞かれても、何がどうなるか分からないことがあるよね。削除や契約変更のように影響が大きい操作では、確認の回数より、判断できる情報があるかを見よう。

「本当によろしいですか?」と聞かれても、何がどうなるか分からないことがあるよね。削除や契約変更のように影響が大きい操作では、確認の回数より、判断できる情報があるかを見よう。
このページでは、架空のファイル管理画面を例に、操作前の案内を組み立てる。実際のデータを削除して試す必要はないよ。
対象と影響を具体的にする
まず「何を」「いくつ」「どの範囲から」消すのかを分ける。「資料を削除」より、「選択した3件を共有フォルダーから削除」の方が対象を確認しやすい。
共有から外すだけなのか、保存された原本を消すのかも違う。メンバー全員に影響する操作なら、その点を説明する。復元できる場合も「30日以内なら復元できます」のような期間は、実際の仕様を確認してから書こう。
架空の確認文を直してみよう
| 要素 | 文言の作例 |
|---|---|
| 見出し | 選択した3件を削除しますか? |
| 対象 | 企画メモ.txt、写真.png、見積もり.pdf |
| 影響 | この共有フォルダーから、ほかのメンバーも開けなくなります |
| 実行ボタン | 3件を削除する |
| 戻る操作 | キャンセル |
この例の「開けなくなる」が本当かは、共有リンクやゴミ箱の仕様によるよ。開発側が分かっている挙動と案内文を突き合わせよう。
確認と取り消しは同じではない
確認画面は実行前の判断を助ける。取り消し機能は、実行後に戻す手段。影響と復元のしやすさに応じて選ぶもので、すべての操作へ確認画面を追加すればよいわけではない。
W3Cのエラー防止の基準は、法的な約束、金銭の取引、利用者が管理する保存データの変更・削除などを対象に、取り消し可能、誤りの確認、確認して修正する機会といった選択肢を扱っている。すべてのクリックに同じ確認を求める基準ではないよ。
設計を確かめる手順
- 影響のある対象・人数・保存先を書き出す。
- 実行前に確認する項目を必要なものへ絞る。
- キャンセル後に選択や入力がどう戻るか確認する。
- 実行後の結果と、復元できる範囲を説明する。

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